法人名義の車を廃車にする際の手続き方法

個人名義の車を廃車にする時とは異なる手続きが必要になる

法人所有の車を廃車にする手続きを行う際には、個人所有の車を廃車にする際とは少し異なった手続きをする必要があります。

法人所有の手続きを行う際には、個人所有の車を廃車にする際に必要な車検証、自賠責補償原本、ナンバープレート、リサイクル券以外に、法人の印鑑証明書、履歴事項全部証明書(法人の名称や住所を変更した場合)、法人の実印、第三者に廃車手続きを依頼する場合には法人の実印が押印してある委任状が必要になります。しかし車が軽自動車の場合には、実印と印鑑証明は必要ありません。

法人所有の車を廃車にする際には、先に解体を行い必要書類の準備をします。廃車にする際には、車のナンバープレートを返却します。必要書類がすべてそろったら、陸運局の窓口で手続きを行います、その後、経理上の処理を行います。除却処理を行い廃車にした車を帳簿上の資産から除外するのですが、会計上の処理の方法を税理士に確認してから行うと、ミスなく廃車に伴うすべての手続きを終わらせることができます。

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