車検証の電子化で廃車手続きはどう変わる?

電子車検証のメリットとデメリット

今までの車検証はA4サイズの紙製ですが、電子車検証はA6サイズの厚紙になります。電子車検証には基本的に変更することがない基礎的な情報のみが記載されそのほかの車検証の情報はICタグに格納されます。

電子検査証のメリットは、専用アプリを利用して閲覧したい車検証の情報をPDF形式でダウンロードできる、自動車メーカーからの車両製造時に発生していた不具合情報や申告されたリコール情報が使用者や所有者に通知される、車検の有効期限の60日前と30日前、事後通知として1日後の最大3回の通知がスマートフォンに届くといったものがあります。この専用アプリには、最大10台の車の情報を設定することができます。

電子車検証のデメリットとしては、券面で車検の有効期限を確認することや車の名義人情報を券面で確認することができないため、廃車手続きを行う際に実際の所有者が自分ではなかった、まだローンが残っていたなどというトラブルが発生する可能性があります。

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